中共の國家副主席である習近平が来日しました。
もちろんこれが、先週の小沢一郎氏ひきいる『大朝貢團』の動向と表裏一体のものであることは、皆さんご承知のとおりです。
それでは、小沢氏らの訪中が「朝貢」であるのなら、習近平の来日は何を意味するのか…
今日はこの点についてブログを書かせていただきます。
端的に言えば、習近平の役どころは「冊封使」なのです。
「中華思想(華夷秩序)」の概念の中では、朝貢をもって中華の徳に慕い寄る國に対しては、皇帝は自らではなくその臣下を冊封使として遣わしめて、冊(文書)を授けて回賜を与えるという決まりごとがあります。
今回の冊封使、習近平は、次期國家主席のポストに最も近い人物と見られています。
そのような人物を、日本に遣わしめたということは、中共がそれだけ中日関係を重要視しているからでしょうか?
その答えは、半分は正解で半分は不正解です。
中國にとって、日本が重要な貿易相手國であることは、大陸側がどう抗おうとも否定のしようのない歴然たる事実です。
したがって、経済的な意味では中日関係は、これからもより多くの金銭をボッタクれる「お人よしの脇の甘い金持ち」をしっかり摑んで離さない必要があります。
しかしながら、その程度の用件であれば、もっと格下の常務委員でも用が足ります。
私は、次期國家主席のポストに最も近い習近平を日本に遣わしめた最大の理由は、「次期皇帝のお披露目」なのではないかと考えます。
宗主国の次期皇帝が、御自らご訪問下さるのですから、その属国は何にも優先して次期皇帝陛下の接待にあたらなければなりません。
鳩山首相が記者に話した「本当に重要な賓客が日本に来られたときには…」というくだりで、私の考えは想像から確信に変わりました。
小沢氏は、政権与党である民主黨全体を使って、日本國を中華人民共和國の「海外領土」にしようとしているのではないでしょうか。
私たちは何年か後には、大陸からやってくる中共のコッパ役人に対して、天皇陛下が羽田空港まで出向かれた上、「三跪九叩頭の礼」をさせられる姿を見なければならなくなるのでしょうか。
いずれにせよ、中共が日本國に対してどのようなスタンスで対峙してくるつもりなのかは、明日、習近平が陛下に向かってどのように振舞うかで見当がつくことになります。
美國のオバマ大統領の如く、「プロトコール(外交儀礼)」に忠実に、英語の呼称として"Emperor"を用いる世界で唯一の存在である天皇陛下に対して、「最敬礼」で臨むのか、それともかつての江澤民のように非礼な振る舞いに出るのか…
私たちはキッチリと見極めなければなりません。


by よもぎねこ
「朝貢團」なのでしょうか?